今週のスポットは、皆様もご存知のイヴ・サンローラン。


現在フランスで上映されている映画『Yves Saint Laurent』(ジャリル・レスペール監督)も好評らしく、今年の九月に日本でも公開されるとか!

今回は同ブランドのヴィンテージ・コレクション(1970−80年代)をメインにご紹介します。

 

Left : Yves Saint Laurent 

 


Silk Blouse & Long Gathered Skirt / SAINT LAURENT (Vtg)    Necklace / TRIFARI (Vtg)

Frill blouse / SAINT LAURENT(Vtg)       

Right : Catherine Deneuve

 


 

 

Kate Moss in YSL, 1997


Spot Dress / SAINT LAURENT (Vtg)

 

 

Mick & Bianca Jagger in YSL, 1971

ファッション・シーンに革命を起こし続けたイヴ・サンローラン。

数ある功績の中でも大好きなエピソードのひとつが、キャット・ウォークで有色人種を初めて起用したことです。

現在では当たり前のことですが、当時ではとても画期的なアイデアだったそうです。

 

Iman in Yves Saint Laurent, 1970's


Lace Top & Print Skirt / SAINT LAURENT (Vtg)

 

 


Bow Tie Blouse / SAINT LAURENT (Vtg)

 

 


Cropped Jacket / SAINT LAURENT(Vtg)

 

 


Leather Pumps / SAINT LAURENT / Vintage

 

 


Smock Blouse / SAINT LAURENT (Vtg)    

 

  


Sunglass & Ring / Yves Sain Laurent

 

フランスが誇る国宝といわれ、いつの時代にもインスピレーションを与え続ける彼のような存在はもう出てこないかもしれません。

先週のクリスチャン・ディオールと同様、機会があればフューチャーし続けたいブランドです。

 

Yves Saint Laurent / イヴ・サンローラン

1936年フランス領アルジェリア生まれ。1957年に死去したクリスチャン・ディオールの遺志により弱冠21歳で主任デザイナーに就任。
その後『トラベーズ・ライン」と題するコレクションを発表し好評を博す。60年にはストリートスタイルを持ち込んだ革命的な「ビート・ルック」などを発表。
62年、アルジェリア戦争に徴兵され除隊した後オートクチュールメゾン「YVESSAINTLAURENT / イヴ・サンローラン」を設立。
以後『ジャンプスーツ』や『シアーブラウス』など数々のニュースタイルを打ち出し、世界のファッション・シーンに影響を及ぼす。
85年、レジヨン・ドヌール勲章を受勲。93年、デ・ドール賞を受賞。2002年、パリ・オートクチュール・コレクションを最後に引退。2008年6月死去。